生活保護を受けて過ごしていると、「生活保護を受給している方は無料」の文字を目にする機会が増えていませんか?例えば、公共施設の入場料、公共サービスの利用料、子どもの給食費や保育料など。水道料金やNHKの受信料などのライフラインもそのひとつ。
けれど、実際には、何が無料になるのか・ならないのかをよく理解しておらず、生活保護を受けていれば無料になるはずの水道料金を払い続けている人すらいるのが現実です。
今回は、「生活保護を受けていたら、電気代などのライフラインは免除になるのか」と疑問を持つ方に、何が無料になるのか・ならないのかについて紹介します。
生活保護を受けていたら電気代は免除になる?
生活保護を受けていても、電気代は免除になりません。
水嶋さら
水道やNHKと違って、電気は公共サービスではないので、通常料金を支払う必要があります。
生活保護を受けて新しい部屋で暮らしはじめる場合は、自分で電気会社を選び、契約する必要があります。
生活保護を受けていたら何が免除になるの?
住んでいる場所によって多少ルールが違うこともありますが、下のようなサービスが免除になることが多いです。
水嶋さら
公共サービスの多くが無料や減額で利用できるようになります。
生活保護を受けていても免除にならない固定費は?
こちらも住んでいる場所によって多少ルールが違うこともありますが、公共サービスにはない下のようなライフラインは、生活保護を受けていても減額や免除にはなりません。
毎月の生活保護費の中から自分で支払いをする必要があるので、なるべく低価格で利用できるサービスを探す必要があります。
水嶋さら
毎月の固定費をなるべく安くおさえることが安定した生活に一番重要です。
電気代・ガス代を安く抑える方法
電気代・ガス代を節約するためには、下の方法に効果があると言われています。
- 電力消費の多い古い家電をなるべく使用しない。
- 冬は窓に断熱材を貼る、夏は扇風機とエアコンを併用するなど、部屋の気温を調整する。
- こまめにエアコンのフィルター掃除をする。
- 日中は図書館、福祉会館、地域センター、デイケアなど、無料で過ごせる場所へなるべく外出する。
- お湯の設定温度を少し下げる。
- 電気・ガスとセットで料金の割引のある会社に変更する
通話料金を安く抑える方法
- 料金プランを見直す
- 不必要なオプションを解約する
- インターネットへの接続はWi-Fiを利用する
- ラインなどの無料通話アプリを活用する
- 格安SIM・スマホへのりかえを検討する
電気代の値上がりに困ったら
値上がりを続けている電気代は家計を圧迫していきます。節電のほかに、電気会社をかえてみると、電気代が下がるかもしれません。
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